祈りガイド – 第 17 週 (2 月 12 ～ 18 日)

九州地方には沖縄県も含まれます。１５４９年にこの地方にイエズス会が入ってキリスト信仰の歴史が始まりました。日本で最も古いキリスト信仰のルーツがここにあると同時に、迫害による痛みの長い歴史もあります。

この地方の主要都市は福岡です。神様が教会を強めてくださり、九州全体に福音の働きを進めるヴィジョンを持たせてくださるように祈りましょう。佐賀県は教会開拓の必要が特に大きい地域です。

洪水、地震、また土砂災害などの自然災害は日本のあちこちに起こります。災害支援ボランティアや義援金の取りまとめをしている九州キリスト災害支援センターなどのキリスト者による支援センターのために祈りましょう。

２０２０年には日本の人口の２８％が６５歳以上でした。人口の減少と出生率の低下、さらに「生涯独身者」の増加によってその数は増えています。

長期的に予測される効果はとても大きいものです。健康保険と年金制度はひっ迫しています。増え続ける数の高齢者が一人暮らしで、社会的に孤立しつつあります。

キリスト者がそこにかかわろうとしています。教会によっては、健康教室や高齢者ランチを提供するところがあります。高齢のキリスト者が老人ホームでボランティアをしながら同年代の人々とのつながりを試みているケースさえあります。

• 忠実な高齢の信徒のために感謝しましょう。また、彼らが同年代の人々と信仰を分かち合うように祈りましょう。
• 健康保険制度、年金制度、また地域の振興計画などに関して決定権を持つ日本の政府や他のリーダーに知恵が与えられるように祈りましょう。

現地のニーズが刻一刻と変化する中で、適切・的確な支援活動を行えるように。

• ライフラインがまだ通っていない地域の方々の生活が守られるように。
• 各地のニーズを把握し、ボランティアの受け入れの窓口となっている「能登ヘルプ」の働きが守られるように。
• この事を通してキリスト教会が一致して、神様の愛をあらわし、主に栄光を返していくことができるように。
• 被災された方々が、キリストの愛に触れられて、生活が支えられ、救いに導かれるように。