祈りガイド – 第 5 週 (10 月 23 日～29 日)

広島県
アメリカの広島への原爆投下による広範な破壊で世界的に有名なこの都市は、現在、世界の平和の象徴として立っています。
広島市とその周辺の県は現在平和ですが、この地域にはイエス・キリストを知るという深い意味での平和はありません。
チャーチ・プランターにとって、都市の人口増加についていくのは大変なことであり、一方、地方のコミュニティーでは人口あたりの教会数が著しく少ない状況です。
広島県は、中国地方の中で最も仏教信者の割合が高くなっています。

どうか祈ってください：

• 広島がイエスを知ることによって、真の平安と永遠の癒しを得ることができるように。
• 広島県の収穫の場に、都市部でも農村部でも、より多くの働き手が入るように。
• 安芸高田市は人口34,000人以上で、教会が全くありません。
• 教会のない39の町村のために。

"実に、キリストこそ私たちの平和です。"- エペソ2:14a

山口県
日本の歴史上、山口県は中国の影響を強く受けた地域であり、当時は文化の高い場所でした。
これは今日でも反映されており、国民の大半が古い習慣や伝統に高い価値を置いています。
このような伝統重視の風潮が、日本人にとって、個人的な信仰告白を、共同体的アイデンティティからの脱却と見なし、大きな挑戦にしています。
聖霊は、信者が人に対する恐れを克服し、キリストにある新しいアイデンティティの豊かさを喜べるようにしてくださいます。

どうか祈ってください：

• 教会が全くない30の町や村が、神の収穫に入るための新鮮な新しい働き手によって探し出されるように。
• 山口で奉仕している24人の宣教師がリフレッシュされ、励まされ、キリストの希望をもって失われた人々に伝道できるように。
• 山口の日本人信者が、聖霊によって力を与えられ、同胞に手を差し伸べ、神の愛を分かち合うことができるように。

"ですから、だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。"- 2コリント5:17

多くの苦労している教会には一つの共通面があります。
牧師が指導し教会員の集会出席または活動参加は最小限、という点です。
一つの理由は文化的なものです。また、教会メンバーが忙しいことも理由です。
メンバーによっては、疲れ過ぎていて、奉仕したり他の人にかかわったりするどころか集会出席もままならない人たちがいます。

教会が喜びを、交わりを、当事者意識を失いかねません。
そうなれば、伝道しなくなり、新しく信じる人もなくなります。
教会が現実の霊的戦いに直面して容易に落胆してしまいます。
・信徒たちが、教会を建て上げ、地域に福音を伝えるために進んで自分たちの賜物を用いるように祈りましょう。
・神様が、礼拝とみことばと交わりを通して教会メンバーまたリーダーを強めてくださるように祈りましょう。

幼い子どもたち、大人の庇護を必要とする小さないのちが直面している状況がとても厳しいニュースを耳にします。とりなし祈りましょう。

• 一人ひとりが愛されて育つことができるように。
• そのための環境が備えられるように。
• ご両親が安心して子育てに取り組むことができ、また必要な助けを受け取ることができるように。
• 虐待や育児放棄などから守られるように。またそのような状況があるときには早期発見され、適切な対応がなされるように。
• 私達の地域にそのような苦しみを抱えた乳幼児がいるならば主が気づかせてくださり、速やかに助け出されるように。